試して実感! 子どもオンライン体験で気をつけたいこと
2022/02/10

試して実感! 子どもオンライン体験で気をつけたいこと

オンラインでの体験レッスンや習い事、コロナ禍で一気に増えたけれど実際に利用している人は、まだまだ少ない印象。そこで今回は、オンラインレッスンは初めてという『きいろいかご』編集部員N(6歳男児のママ)が実際に体験し、気づいた注意点をレポートします。

【オンライン体験の概要】

■オンラインレッスン歴:今回が初めて
■体験した子どもについて:6歳の男の子
■レッスン内容:オンラインの体操教室

注意点①送迎負担がない気の緩みで、予約をうっかり忘れがち!?

オンラインでの鉄棒レッスン当日。リアルでは必須となる、教室までの送迎をしなくてもいいことは大きなメリット。でも、そのプレッシャーがないことで気が緩んでしまい、前日にリマインドメールが来ていたにも関わらず、当日、予約していたことをすっかり忘れてしまうという大失態を犯してしまいました。レッスンが開始してすぐに先生から電話連絡が入り、大慌てでPCを繋いでレッスンに参加できたものの、かなり焦りました。でも、状況さえ許せば(この日、Nは子どもとお出かけ予定だったので、着替えを済ませていたのはよかった…)、すぐに参加できるということは、オンラインならではの魅力ともいえます。

注意点②レッスンによっては、プライベート空間が丸見えに。

仕事でのオンラインミーティングでは背景画像を使っているため、今回のレッスンでも、部屋が片付いていなくても大丈夫と油断をしていました。でも、スポーツ系のレッスンの場合、体の動きによっては背景画像が邪魔になるため、背景画像オフで参加することに。さらに、体全体を映す必要があるため、カメラもヒキになり、リビング全体を披露することになってしまいました。同じレッスンを受けている初対面の人たちにプライベート空間を見せるのは恥ずかしいし、他のご家庭の様子もこちらで見えるので、なんとなく気まずい感じも。

注意点③事前説明なしでは、子どもが状況についていきづらい。

リアルな習い事体験をする場合は、「いつもと違う空間」へ行き、「初めての先生」と会い、「使う道具」が用意されているので、子どもはこれから自分が何をするのかを、感覚的に理解することができます。でもオンラインレッスンでは、いつもの部屋で、いつものタブレットの前に座ったら、いきなり知らない先生やお友達の顔が写っていて、親しげに話しかけてくるという状況。今回が初めてということもあり、息子はそのシチュエーションがうまく飲み込めず、とにかくびっくり! 新しい体験が盛りだくさんすぎて、レッスンどころではなくなってしまいました。

元々お教室からは、レッスン開始10分前の入室依頼が来ており、コーチと打ち解ける時間を設けてあったので、遅刻してしまったことがここでも痛手に…。リアルな習い事ではもちろんですが、オンラインでも「場慣れ」は重要。他の参加者のお子さんたちは、とても楽しそうにレッスンを受けていただけに、我が子にもレッスン先にも申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。早めの入室は大前提ですが、小さな子どもには、「今日はこのタブレットの中に先生が出てきて、◯◯を習うんだよ」という声がけを始め、受講するレッスンのwebサイトや関連動画を見せるなど、事前に丁寧な説明をしておく必要があると痛感しました。

オンライン体験レッスンを受けてみての感想

移動時間も不要で、近所では体験できないようなレッスンも気軽に受けられたり、費用も比較的お手頃だったり。予約忘れ、部屋の片付けや子どもへの説明といった準備不足などもありましたが、オンラインならではのメリットはいっぱい。小学生になるとタブレットを活用したオンライン授業を受ける機会も増えるので、入学準備の一環として、またチャレンジしたいと思っています。

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