みなさん、こんにちは。
きいろいかごサポーター事務局です。
夏休みも終わり9月に入り、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回のアンケートでは、モニターの皆さまからご要望の多かった
お子さまの「食べ物の好き嫌い」について伺いました。
今回も多数のご回答をお寄せいただき、ありがとうございました。
330名のママ・パパからのお答えによる、お子さまの食べ物の好き嫌いに関するお悩みや取り組み
今回は保育施設の先生方にも子どもたちの「食べ物の好き嫌い」についてのアドバイスもいただきました✨
毎日、子どもたち家族のために健康面に気を配り、食事を用意するパパ・ママのヒントになれば幸いです🍌🍎
食べ物の好き嫌いの実態
子どもたちの好き嫌いと言えばピーマンなどが思い浮かびますが、意外なものも子どもにとっては苦手だったりもするようです。
お子さんの食べ物の好き嫌いはどの程度ありますか?

多かれ少なかれ食べ物の好き嫌いがある子どもは実に75%…
保護者としては好き嫌いなく、いろいろなものを食べて栄養に偏りがないように気を配っていきたいところですが、食事は毎日のこと。
日々、家族の栄養や好みを考え食事の準備をするパパ・ママは本当にお疲れ様です👏
お子さんが苦手な野菜があれば教えてください。

ピーマン、ナス、トマトがTOP3。意外と味の主張は弱めかなと思う白菜の上位に来ています。味だけでなく歯ごたえや食感も好みが分かれるようですね🥬🍅
お子さんが苦手なお肉があれば教えてください。

圧倒的苦手に上がるのが、レバーです。お肉の臭みなどは大人でも苦手な方もいますよね。レバーで取れる鉄分などはほかの食材で摂取できると良さそうですね🐄🐓🐖
お子さんが苦手な魚介類があれば教えてください。

お子さまの年齢にもよりますが、タコ・イカ・貝類などの噛み応えのある食材は苦手な子が多いようです🐙🦑
お刺身は苦手でも、3歳以降になってくるとお寿司が大好きなお子さんも出てきますよね🍣
食の好き嫌いでのお悩みや取り組み
7割以上の子どもたちが何かしらの好き嫌いがあるという結果から、パパ・ママの困っていることやその対策、取り組みなどについても聞いてみました。
お子さまの食の好き嫌いで困っていることはありますか?
- 好き嫌いがあるゆえに、献立が似たり寄ったりのものになってしまうこと
- 日々の食事の栄養バランが傾くのではないかと困っています。
- 保育園だと比較的なんでも食べるが家だと食べない。
- 子ども3人好き嫌いの偏りがあり、メニュー考えるのに困っている。
- ちょっとのネギも取れ、とうるさいので、家族分の味噌汁を作ってからネギを入れないのが面倒臭い。
- 外食する際に、食べるものが限られているため毎回同じようなお店ばかりになる。
- 以前食べていたものでもいきなり食べなくなったり、その日により食べなかったりするため、せっかく作っても殆ど食べてくれなくてガッカリすることも。
- 家族と別に考えなくてはならない。
子どもの好き嫌いで困ることあるあるがたくさん集まりました…!とっても共感します(TT)🍅🍖🥬
多少の好き嫌いはあっても、現在元気にすくすく育っていればそれでよし!とおおらかに受け止めていきたいものです…🍚
お子さまの好き嫌いについて困ったとき、どうされることが多いですか?

ネットやSNSでの情報収集はもちろん、保育園・幼稚園の先生方や栄養士の先生に相談される方も多いようです。子どもたちの保育のプロである先生方からのアドバイスは、後ほどご紹介します!✨
ご家庭で、「食」への関心を高めるために普段心がけていること

お子さまの年齢に応じて、一緒にお買い物をして旬の食材についてお話ししたり、一緒にクッキングなどもとても楽しいひと時ですね🍳✨
その他では、「YouTubeやTVでクッキング系の番組を見る」「家庭菜園で野菜を育てる」なども見られました。
苦手な野菜も、一緒に育てると案外食べてみたくなったりもあるかもしれませんね😊🥬
お子さまの食の好き嫌いで試して工夫していること
- 細かくしたり、卵や春巻きの皮で包んでわからなくしています🥚
- 保育園のものは食べるのでレシピを聞く📚
- 苦手なものもほんの少しだけ食べてもらい褒めまくり自己肯定感を上げる。頑張ったあとに食後のデザートをあげて達成感や満足度を高めてます🍨
- 揚げ物にして食べやすくする🍟
- 型抜きで星形にしたりする🌟
- 苦手な食材は小さく刻む、味付けを濃い目にする🍛
- お好み焼き、ハンバーグに刻んで混ぜたり、圧力鍋で作ったカレーに入れたり、ポタージュに🍲
- お野菜を食べると憧れのキャラクターみたいに強くなれるよと言い聞かせています。1口でも食べてくれたら奇跡のようにカッコイイと褒め称えます✨
- 家庭菜園で野菜を育てたところ食べられるようになりました🥬
- 親が美味しそうに食べる。食べるときに乾杯する🥂
細かくする、混ぜる、味付けのアイデアから、揚げ物にする、抜型きや乾杯する!などこちらもたのしくなりそうなアイデアなど、ぜひ何か参考になるヒントが見つかると嬉しく思います✨
お子さんやご自身の食の好き嫌いに関するおもしろエピソード✨
ほほえましいものから、 思わず笑ってしまうエピソードまで、みなさまからとても面白いコメントをたくさんいただけたのでちょっと多めにご紹介します…!😊
- 下の子は麺が苦手だと思っていたのに、年に一度ペースでしか料理をしない主人のパスタをモリモリ食べていたのには驚きました。こってりな濃いめの味付けが好きだったようで、やはり全ては味付け次第だと改めて気付かされました。
- 肉は嫌いなのですが、焼き鳥は好き。。
- パサパサして気に入らない蒸しパンを投げ捨てられた。
- 親の食べている煮干しをポリポリ食べ出した。
- トマトを食べないと死ぬよとお姉ちゃんに言われたとき、食べるのを諦めて、家族にお別れの手紙をかきました。
- 生のピーマンをバリバリたべてました。苦手の固定概念を与えないのが大事です。
- えびが苦手だったのですが、ディズニーで赤い魚を数える動画を見てからエビが食べられるようになりました…
- 大好きなプリンセスみたいにお肌がツヤツヤになるよ、髪が綺麗になるよと言うと食べます。
- 上の子が食べてるのをみて釣られて食べたのですがモグモグしたらアレ?って顔をしていました。
- 居酒屋メニューで肉の刺しは意外とハマって喜んで食べていることにびっくりしました。
- たまごの黄身が苦手だった長男。赤ちゃんの時に、黄身をパクッと食べた途端、イヤァ〜な顔をして、ウェウェとえづいていました。そんな長男も成長し、一緒にゆで卵を作れるように。半熟の黄身に塩をかけて食べるのが一番うまい、とおいしそうに食べています!
- なぜかパパがあげると食べることが多いです。
- カボチャの煮物が好きなので、カボチャコロッケやカボチャのグラタンなどを作ると、そのままでいいんだよ!余計なことしないで!と食べてくれません😭
- ファミレスでリモコンで注文したあと、店員さんのところへ行き、「僕は野菜は食べません!のせないでください!」と宣言します。
- 保育園で育てているピーマンを毎日観察している、スーパーでも「ピーマン!ピーマン!」と言っていたので買ったけど食べなかった…。
先生たちからの食の好き嫌いに関するヒント
保育園・幼稚園の先生方にも、子どもの好き嫌いに関するヒントをいただきました📚
- 家族一緒に食事をとることと、大人が「おいしいおいしい」と楽しそうに食べること。
- 子どもの味覚は敏感なので、嫌いなものがあって当たり前。時間はかかるが徐々に食べられるものが増えていくので、楽しく食事できるようにいろいろ工夫してみて下さい。
- 気分やその日の体調など食べられない日があっても、焦らず、「そんな日もあるさ」で大人が楽しくおいしく食べるようにすることが大事だと思います。たべるって楽しくし幸せなことと伝える。
- 味、食感、匂い、など、私たちが感じる以上にいろいろな物を感じ取っています。大人の味覚の10倍~30倍は敏感です。ムリに食べさせなくてもいつかは味覚や触覚が変わり食べられるようになる子が多いです。無理強いすることなく、食べてみる?と一口挑戦するかしないかくらいで良いと思います。
- おうちの方がお子様の前で「おいしい!」と食を楽しんでいる様子を見せてほしい。
- 大人が子どもの食べられるものに併せるのではなく、大人は普通に食べる食事から取りわけるなど、大人は色々な物を食べているところを見せることがファーストステップとして大切。
また、園での食育の取り組みでは下記のようなコメントが寄せられました😊
- 野菜がほとんど食べられない子が、園で育てた野菜はおいしく食べていた
- 保育園の菜園で育てた野菜はなぜか皆よく食べます。
- 他のおともだちが食べているのをみて、挑戦してみようという気持ちになり、食べられたことで自信がついた。これは、集団生活ならではだなと思います。
- クッキングや野菜の栽培を充実することにより子どもの食の関心・興味につながり食べる意欲がわいてきた
親としては、どうしても日々の献立や栄養面が気になってしまう子どもの食の好き嫌いですが、もう少しおおらかに構えてまずは大人がいろいろな食べ物、食事を楽しむ姿を見せるところから、という先生方からのアドバイスはとても素敵ですね✨
ぜひ参考にされてみてください😊
「アンケート結果発表!子どもたちの「食べ物の好き嫌い」いかがでしたでしょうか?
お子さまの好き嫌いや、毎日の食事のヒントになればうれしく思います✨
きいろいかごでは、アンケートにご回答いただけるモニターさんも大募集中です。
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